学校広報をもっと効果的に。サブツールの考え方と活用方法

2026.09.03(木)

学校案内パンフレットやホームページ、SNSなど、
学校広報ではさまざまなツールを通して、
受験生や保護者に学校の特色日々の様子を届けています。

その中で、
「今の広報で、学校の魅力を十分に伝えられているだろうか」
「もっと効果的な伝え方はないだろうか」
と感じることもあるのではないでしょうか。

学校案内パンフレットは、教育内容や学校生活、進路など、
学校の全体像を伝えるうえで重要な広報ツールです。
ただ、受験生や保護者が学校を知り、興味を持ち、入学を決めるまでには、
さまざまなタイミングで学校の情報に触れる機会があります。

まだ受験を具体的に考えていない時期。
学校を比較し始める時期。
説明会やオープンスクールへ参加する時期。
そして、出願後に最終的な進学先を決める時期。

それぞれの段階で、知りたいことや必要な情報も変わっていきます。
だからこそ、一つのパンフレットだけですべてをカバーするのではなく、
タイミングや目的に合わせて、サブツールを活用しながら伝え方を工夫していくことが大切です。

本記事では、学校広報におけるサブツールの役割を整理しながら、
学校を知ってもらい、興味・関心を高め、
出願から入学へとつなげていくための活用方法
をご紹介します。


目次
  1. 1. サブツールで、学校の魅力をもっと伝えやすく
  2. 2. まだ学校を知らない受験生と出会うために
  3. 3. 学校広報のサブツールに「動画」という選択肢
  4. 4. 「読む」から「聞く」へ。新しい魅力の伝え方
  5. 5. 早めのサブツール準備が、次年度広報につながる
  6. 6. 「出願」のその先にも、大切な接点を
  7. 7. まとめ|サブツールで、学校広報の可能性を広げる

1. サブツールで、学校の魅力をもっと伝えやすく

サブツールというと、学校案内パンフレットを補足するための
冊子やリーフレットをイメージする方も多いのではないでしょうか。

しかし、その役割は情報を「補足する」ことだけではありません。

例えば、学校の魅力をコンパクトにまとめたリーフレットなら、
まだ学校をよく知らない受験生に向けた情報発信にも活用できます。

サブツールは、パンフレットに入りきらなかった情報を追加するものではなく、
目的やタイミングに合わせて学校の魅力を届けるための広報ツールとして活用できます。

伝える内容や方法に幅を持たせることで、
これまで学校の情報が届きにくかった層にもアプローチしやすくなり、
より幅広い受験生や保護者に学校を知ってもらう可能性
も広がります。

2. まだ学校を知らない受験生と出会うために

受験生や保護者との接点は、
学校説明会やオープンスクールから始まるとは限りません。

SNSやホームページを見たり、合同説明会で資料を受け取ったりしながら、
受験を本格的に考える前から少しずつ学校の情報に触れ、
志望校選びの選択肢を広げていきます。

そのため、この時期に大切なのは、
学校について詳しく説明することよりも、
「こんな学校があるんだ」
「ちょっと気になる」

と思ってもらうきっかけをつくることです。

早い段階から学校を知ってもらい、
その後も情報に触れる機会をつくりながら、少しずつ興味理解を深めてもらう。
そうした継続的な関係づくりも、サブツールが担える役割の一つです。

まだ受験を具体的に考えていない層と、どのように接点をつくり、興味・関心を育てていくのか。
早期からのアプローチについて、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

“まだ受験を意識していない層”との関係づくりが、出願数を変える
https://monolith-j.com/column/s_029/

3. 学校広報のサブツールに「動画」という選択肢

学校の魅力を伝える方法の一つとして、動画を活用することもできます。

学校の雰囲気や生徒の表情、先生とのやりとりなど、
文章や写真だけでは伝えきれない日常の様子まで見せられるのが、動画の良さです。

さらに、動画は学校を訪れてもらう前から、その魅力を伝えられるツールでもあります。
ホームページなどで紹介するだけでなく、
YouTubeなど、受験生や保護者にも身近な媒体を通して届けることもできます。

学校について調べてもらうのを待つだけではなく、
動画を通して、学校を知ってもらうきっかけをつくる。
学校広報に動画を取り入れるメリットから、「True View」を活用した届け方まで、
こちらの記事で詳しくご紹介しています。

他校との差別化を図る「True View」(YouTube動画広告)活用術
https://monolith-j.com/column/s_028/

4. 「読む」から「聞く」へ。新しい魅力の伝え方

パンフレットやリーフレット、Webサイトなど、
学校広報では、「読む」ことで伝える情報が多くあります。

一方で、受験生や保護者の情報収集の方法が広がる中、
学校側も情報の届け方を選べるようになっています。

校長先生からのメッセージや先生へのインタビュー、
生徒が語る学校生活など、これまで文字で伝えていた内容を、
「音声にして届ける」という方法もあります。
声にすることで、話し方や声のトーンなど、
文章とはまた違った角度から、その人らしさ学校の雰囲気を伝えることができます。

さらに、一度音声として形にしておけば、説明する人や場面に左右されにくく、
学校として伝えたいことを一貫して届けることができます。

「読む」だけでなく「聞く」という選択肢を加えることで、
学校の魅力を、その内容に合った方法で届けることができます。
学校広報に「声」を取り入れるメリットや、具体的な活用方法について、
こちらの記事で詳しくご紹介しています。

学校広報における新しい選択肢。生徒・先生などの「声」を使ったVoiceツール
https://monolith-j.com/column/s_030/

5. 早めのサブツール準備が、次年度広報につながる

サブツールの準備は、少し早めに始めておくことがポイントです。
そこには、早くから情報を発信できること以外にもメリットがあります。

サブツールを制作するためには、
「どんな受験生や保護者にアプローチしたいのか」
「学校のどんな魅力を伝えるのか」
「どのような切り口で興味を持ってもらうのか」
といったことを整理する必要があります。

これらは、次年度の広報全体にも関わる大切な視点です。
サブツールについて一つひとつ考えていくことで、
結果として、次年度の広報全体の方向性も自然と見えてきます。

サブツールを早めに準備するメリットや、次年度広報への活かし方について、
こちらの記事で詳しくご紹介しています。

次年度の学校広報、いつから準備する?
https://monolith-j.com/column/s_032/

6. 「出願」のその先にも、大切な接点を

ここまでは、まだ学校を知らない受験生との出会いや、
出願前におけるサブツールの活用について見てきました。

しかし、サブツールが活躍するのは出願までではありません。

入試前、合格後、そして最終的な進学先を選ぶ段階。
タイミングによって受験生や保護者の気持ちは変化していきます。
テーマや情報を絞って展開しやすいサブツールだからこそ、
その時々に合わせた情報発信をすることができます。

出願後も、受験生や保護者の気持ちを考えながら必要な情報を届けることで、
安心感納得感を高め、最終的な進学先選びを後押しすることにもつながります。

学校を知ってもらい、出願してもらうところまでではなく、
「入学する学校」として選んでもらうところまで。
受験生や保護者の気持ちの変化に合わせて活用できることも、サブツールの特徴です。

出願後の受験生や保護者に、どのような情報を届けていけばよいのか。
具体的な考え方について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

学校広報は「最後の一押し」で決まる
https://monolith-j.com/column/s_031/

7. まとめ|サブツールで、学校広報の可能性を広げる

受験生や保護者が学校を知り、
興味を持ち、出願し、最終的な進学先を決めるまでには、
さまざまなタイミングと接点があります。

まだ学校を知らない層に向けて、学校を知るきっかけをつくる。
動画や音声を取り入れ、伝える内容に合った方法で魅力を届ける。
そして、出願後もその時々に必要な情報を届けていく。

このように、目的タイミングに合わせて柔軟に活用できることが、
サブツールならではの良さです。

学校の魅力を、必要な人に、必要なタイミングで、伝わりやすい形で届ける。
そのための選択肢として、サブツールを学校広報に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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