学校広報は“まだ知られていない層(潜在層)”にどう届けるか

2026.05.28(木)

今の受験生は、学校名を検索する前に、
SNS上で学校と出会っていることも少なくありません。

おすすめに流れてきた動画をきっかけに、
「なんとなく気になる」「少し見てみたい」と感じたことが、
学校への興味・関心につながっていくケースも増えています。

その中で、TikTokは“まだ学校を知らない層(潜在層)”に対して
自然と接点をつくりやすい媒体として注目されています。

ここでは、TikTokという新しい接点を、学校広報の中でどのように活かしていけるのか、
他SNSとの違いや、運用時に押さえておきたいポイントとあわせて整理していきます。


目次
  1. 1. TikTokは「検索される前」に届くSNS
  2. 2. 重要なのは、等身大の姿を見せる「Trustable Real(トラスタブル・リアル)」
  3. 3. 「最初の興味」を生み出す入口
  4. 4. 「なんとなく見たことがある」が広報を変える
  5. 5. まとめ|TikTokは“まだ知られていない層”と出会える媒体
  6. 6. 学校TikTok運用を始めるか悩んでいる方へ

1. TikTokは「検索される前」に届くSNS

InstagramやXは、学校名で検索したり、説明会後に詳しく調べたり。
ある程度「興味を持った後」に見られることが多いSNSです。
受験生が“自ら見に行く”行動の中で接触する媒体とも言えます。

一方、TikTokは少し特徴が異なります。
おすすめ表示によって、まだ学校名を知らない受験生にも動画が届く可能性があります。

つまりTikTokは、「調べる前」に学校と出会う接点になりやすいのです。

だからこそ重要なのは、学校説明を丁寧に行うことではなく、
まずは、一瞬「気になる」と思ってもらうことです。

2. 重要なのは、等身大の姿を見せる「Trustable Real(トラスタブル・リアル)」

TikTok運用というと、動画制作のハードルが高そうだったり、
クオリティの高い編集が必要なのではと感じることもあるかもしれません。

しかしZ世代である受験生は
“作り込まれた動画”だけを求めているわけではありません。
むしろ学校の日常や、生徒・先生の雰囲気など

「等身大・ありのままの情報(=Trustable Real)」を好む傾向にあり、
そのような動画に共感を抱きます。

休み時間の様子や学校行事の風景、部活動の日常、先生と生徒の距離感。
こうした“学校の日常が自然と伝わるもの”は、TikTokと相性が良い傾向にあります。

だからこそ、無理に作り込むよりも、“その学校らしさ”が伝わることが大切です。

3. 「最初の興味」を生み出す入口

TikTokというと、“バズる”ことで注目を集めること
目的のように感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし学校広報の中でTikTokを運用する際に、
本当に重要なのは、再生数そのものを伸ばすことではありません。

まずは、学校を知らない受験生に
「少し気になる」「他の投稿も見てみたい」
と思ってもらうことで “最初の興味”を生み出す入口として考えることが大切です。

また、TikTokでは短い時間の中で学校の印象が決まります。
そのため、どれだけ情報量が多いかよりも、
「どんな学校なのか」が自然と伝わることで、
受験生の記憶にも残りやすくなります。

無理に流行を追いかけるのではなく、
自校らしさが伝わる発信を積み重ねていくことで一貫性が生まれ、
再びおすすめに流れてきたときに、
「あの学校だ」と思い出してもらうことにもつながっていきます。

4. 「なんとなく見たことがある」が広報を変える

最近では、日常的に見ている動画の中で学校と出会い、
知らないうちに印象が積み重なっていくことも増えています。

そのため、受験生が志望校について詳しく調べ始めた頃には、
すでに「なんとなく知っている学校」になっているケースも少なくありません。

「前に動画を見たことがある」
「なんとなく雰囲気を覚えている」

そうした小さな接触の積み重ねが、興味につながっていくこともあります。

また、学校の空気感を事前に感じてもらっていると、
説明会や学校見学の段階でも理解が深まりやすくなる可能性があります。

つまりTikTokは、“認知を広げる”だけではなく、
「なんとなく知っている学校」として記憶を残し、
その後の志望校選びにもつながっていくきっかけになっていくのです。

5. まとめ|TikTokは“まだ知られていない層”と出会える媒体

学校広報におけるTikTokは、単なる動画投稿の場ではありません。
“まだ学校を知らない受験生”と出会い、
興味を持ってもらうきっかけとして活用することができます。

そのためには、
「どんな動画を投稿するか」だけではなく、
「どのような学校像を届けたいのか」を整理することが重要です。

TikTokを広報全体の流れの中に取り入れていくことで、
学校を知ってもらうきっかけも少しずつ広がり、
志望校を考えるタイミングでも、
「なんとなく知っている学校」として思い出してもらいやすくなっていきます。

6. 学校TikTok運用を始めるか悩んでいる方へ

もし、TikTok運用が気になっているものの、
「何を投稿すればよいかわからない」
「学校広報でどう活用すればよいかわからない」
と感じている場合は、学校広報におけるTikTok活用の考え方や、
運用時に押さえておきたいポイントを整理した資料をご用意しています。

学校広報における、TikTok運用の始め方
ダウンロードはこちら
https://monolith-j.com/download/tiktok_for_school/

TikTokを、“まだ知られていない層”と出会うための接点として活かしていくために。
ぜひご活用ください。


大学_私教育新聞_サムネ画像