今の受験生は、どうやって志望校を選んでいるのか
2026.05.11(月)

近年、受験生の志望校選びは、
SNSで日常の雰囲気を知り、ホームページで情報を確認し、説明会で体験する。
そうした複数の接点を行き来しながら、
「自分に合うかどうか」を少しずつ確かめていくものになっています。
本記事では、Z世代の受験生がどのように志望校を選んでいるのかを整理しながら、
ホームページ設計のヒントを探っていきます。
1. 受験生は「比較」ではなく「納得」で選んでいる
これまでの志望校選びは、条件を並べて比較し、
その中から最適な選択肢を選ぶという考え方が中心でした。
しかし今の受験生は、単純な比較だけでは意思決定をしません。
情報過多の現在において、細かな「違い」だけを比較して
志望校を決めきれない状況が生まれています。
その中で重視されているのが、「自分に合っているかどうか」という感覚です。
この学校で過ごす自分をイメージできるか。
違和感なく馴染めそうか。
そうした“共感・納得感”が、
最終的に「ここにしよう」という判断につながっていきます。
2. 志望校選びは「接点のつながり」の中で進んでいる
学校選びは、いくつかの「接点」を行き来しながら進んでいきます。
今の受験生は、SNSで在校生の日常を見て興味を持ち、
ホームページで制度やカリキュラムを確認し、説明会で実際の雰囲気を体感します。
それぞれの場面で得た情報は単独で完結するのではなく、
少しずつ重なり合いながら「この学校は自分にとってどのような場所か」という
全体像へとつながっていきます。
SNSで感じた印象、ホームページで得た情報、説明会での空気感。
それらを行き来しながら形づくられた学校像が、やがて安心感や納得感へと変わっていきます。
3. 「情報設計」ではなく「体験設計」へ
こうした変化を踏まえると、ホームページの設計も見直す必要があります。
今の受験生は、必要な情報を順番に読むのではなく、
気になったところからページを行き来しながら、断片的に情報を受け取る傾向にあります。
その中で、少しずつ学校への理解を組み立てていくため、
どのページを見ても「らしさ」や意図が伝わる設計が求められます。
最初にどの情報に触れ、そこからどのページへ進み、
最終的にどのような受け止め方につながっていくのか。
点ではなく線で考えられているかどうかが重要です。
受験生は気になる情報を行き来しながら、自分なりの判断を積み重ねていきます。
4. 選ばれる理由は、「らしさ」にある
複数の接点を行き来しながら判断していく中で、
受験生は何を基準に志望校を選んでいるのでしょうか。
情報量や見た目の良さだけでは、差はつきにくくなっています。
その中で重要になるのが、「その学校らしさ」が伝わっているかどうかです。
どのような考え方を大切にしているのか。
どんな日常があり、どんな生徒が過ごしているのか。
そうした要素が、サイト全体を通して感じられるか。
これが、受験生の中で「自分に合うかどうか」を判断する材料になります。
もし“らしさ”が伝わっていないと、情報が整っていても、
学校の印象はぼやけたままになってしまいます。
5. まとめ|学校選びは「共感・納得の積み重ね」で決まる
今の受験生は、ひとつの情報や接点で学校を決めることはありません。
複数の接点を行き来しながら、少しずつ学校像を形づくり、
その中で「ここにしよう」と共感・納得できるかどうかを確かめています。
そのプロセスの中で、ホームページは重要な役割を担っています。
情報を伝えるだけでなく、受験生が自分なりに理解し、判断できるようにすること。
その設計が整うことで、ホームページは“選ばれる理由”を後押しする存在へと変わっていきます。
6. 今の受験生の意思決定に合うサイト設計へ
もし、今の受験生の意思決定に対して、
自校のホームページがうまく機能しているかを見直したい場合、
あるいは、自校のホームページにズレを感じている場合は、
学校サイトの戦略設計から運用の考え方までを整理した資料をご用意しています。
Z世代の興味を引く、学校サイト戦略立てのためのヒント
ダウンロードはこちら
https://monolith-j.com/download/website_strategy/
今の受験生に届くサイト設計につなげるために。
ぜひご活用ください。
【資料ダウンロード】モノリスジャパンの制作事例集
弊社制作実績集がリニューアルされました!学校40校掲載の大ボリュームでまとめたものを紹介させていただいております。広報活動の情報収集としてぜひご活用ください。
