私教育新聞127号【映像授業「を」学べ。鉄人の中の鉄人香川が吠える。】香川 亮氏「高校生指導における夏期講習のジレンマ」
2025.06.26(木)
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私教育新聞127号:17ページ掲載・映像授業「を」学べ。鉄人の中の鉄人香川が吠える。の記事が公開中です!
高校生指導における夏期講習のジレンマ
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今年のゴールデンウィークは間に平日を挟み、長い連休にならなかったためか、それほど「休んだな」という実感がない感じでしたが如何だったでしょうか(ちなみに、2026年も同様の日程だそうです)。
塾において連休は職員の方が休むことのできる貴重な期間であるのと同時に、特別イベント等の実施を行うチャンスでもあります。ゴールデンウィークもそうですが、大きな休暇期間といえば学校の夏期休暇が控えております。
自分がいつも考えるのは、高校生の「夏期講習期間の過ごし方」です。小学生や中学生と少々状況が異なると感じているのは、夏期講習期間を『学習習慣について考える期間』と位置付けているかどうか、だと思っています。
小中学生の夏期講習の一つの目的は「1日を有意義に過ごすためにも、規則正しい生活を送る一つの手段」というのがあると思います。特に朝の時間に講習が設定されていることも多く、通常の学校がある期間と同じように朝の時間にちゃんと起きて勉強するというサイクルを維持する目的としての夏期講習は非常に大切なものだと自分も考えます(保護者の方から見ても、ある一定時間を自宅から引き離すという意義はとても大切なことであります!)。
それに対し、高校生の夏期講習は「学習習慣の定着」といった目的は狙っていないのが通常だと考えています。また、そういった目的での講習では本人のためにも良くないと考えます。高校進学、大学受験は任意であり、本人の強い希望で目標に向かって学んでいかなければならないのです。そういった意味で、高校生指導における夏期講習の意義は、小中学生のそれとはかなり異なることを我々も意識して取り組むべきだと思っています。
高校生自身の意識改革
我々が意識を持って取り組むのと同じように、またはそれ以上に、学生自身も意識を変えていく必要があります。特に最近では……
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