私教育新聞126号【私教育最前線】森上展安氏「東大実績神奈川勢に伸び」
2025.04.22(火)
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東大実績神奈川勢に伸び
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3月10日に東大合格発表があり『サンデー毎日』『AERA』等によれば、開成が149名と昨年同様にトップを維持し、2位には現役合格率で全国3年トップを維持している聖光学院が95名(昨年100名)を出した。私立3位は麻布が昨年の55名から82名に大きく復調した。
さらに特筆に値するのは合格者数で3位になった日比谷で、前年の60名から81名に躍進したことだろう。首都圏私立では4位に渋幕が入り、一昨年同数の75名を出して安定ぶりを示した。
ついで首都圏7位から10位にいずれも神奈川県の公立私立3校が入り、2位の聖光を加えると4校が10位以内に入った。神奈川私学の存在感を示した格好だ。とりわけ目立つのは公立横浜翠嵐の前年44名から今回74名へという躍進ぶりだ。これに55名の栄光、51名の浅野がいずれも前年の合格者数を上乗せしての成果である点も頼もしい。
なお、神奈川勢の健闘ということでは全国ベスト20位にはわずかに入れなかったが、首都圏で15位に入った28名合格の洗足も昨年の15名から大きく伸ばし、3年前の20名、2年前の22名の流れに戻したことは注目だ。
東京勢も奮闘
一方、東京も全国5位の日比谷の健闘が光るが、全国トップの開成に次いで82名合格で全国4位に返り咲いた麻布の底力も素晴らしい。そして桜蔭も72名→63名→52名と減少しつつも女子校では別格の実績ぶりは変わらない。東京勢で健闘が目立つのは共学校の渋々と男子上位校の一角を占める海城だろう。海城は昨年同数の49名を出し、勢力を維持。渋々は40名→43名→50名と着実に実績を上乗せし、桜蔭にあと1名と迫っている。もちろん渋々は共学校なのだが、女子の優秀児が多く、女子目線では桜蔭との比較は意識せざるを得ないことだろう。いわゆる御三家プラス駒東と男子進学名門校の比較で言えば、駒東は……
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