私教育新聞126号【私教育最前線】大矢 純氏「新年度が始まったら」
2025.04.22(火)
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新年度が始まったら
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前回は新年度のタイミングで是非取り組んでいただきたいこととして、学習する空間づくりの中から「第一印象を考えること」と「この授業によってどうなるかを伝えること」と「ルールの設定と運用」についてお伝えしました。うまく新年 度をスタートできたでしょうか?
今回は新年度が始まって子どもたちに会った後、できるだけ早いうちにやっていただきたいことを4点お伝えします。これが具現化すれば、年度末までの大きな成長が期待できます。
空間をデザイン
学習する空間づくりの3つの要素のうちの2番目に「空間をデザイン」というものがあります。これは実際に授業をしている教室の空間、つまり教室の中にいる児童・生徒と教師から醸し出される雰囲気が、年度末にどうなるのが理想的なのかを描く(デザインする)ということです。日々に追われながらでも年度末はやってきます。ところが、日々に追われて迎えた年度末と、完成形を描いてそれに向かって一つ一つ形づくって迎えた年度末では、子どもの成長は大きく異なります。醸し出される雰囲気とは何を指すのかというと、具体的には子どもたちが教師の説明を聞いている状態や、問題を解いたり調べたりまとめたりする状態、 ペアワークやグループワークの状態、さらには授業以外のいわゆる家庭学習に取り組む状態などを指します。
現状を把握したのちに、それぞれの状態が年度末の3月までにどこまで引き上げられるかを考えて描きましょう。そうすると、……
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