私教育新聞126号【映像授業「を」学べ。鉄人の中の鉄人香川が吠える。】香川 亮氏「新学期のスタート指導に向けて思うこと」

2025.04.22(火)

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私教育新聞126号:17ページ掲載・映像授業「を」学べ。鉄人の中の鉄人香川が吠える。の記事が公開中です!


新学期のスタート指導に向けて思うこと

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 2025年もあっという間に3月を過ぎ、新年度を迎えております。
 そして、新しい進学先へと進学した学生たちは充実した毎日を過ごしていることと思います。たまた
ま、今年は私の子どものうち2人が卒業式を迎え、彼らの晴れ晴れしい姿を見て、かかわってくださった学校の先生方に感謝するのと同時に、私自身が映像授業を作成する傍ら、対面講義形式の予備校や高等学校での教鞭をとる中で、改めて考えることがあります。それは「本当に生徒のことを想って行動できているか?」です。
 よく、「医者は病気を『診る』のではない、患者を『看る』のだ」と聞きます。日常の勤務に埋もれて、患者がある種の医者の「タスク」として存在していないか、というのは傍から見るとそれはそうだろう、と言いたくなることです。
 果たして自分のことはどうだろうか?と、改めて考えた次第です。医者の仕事は、人の生死にかかわることですからそれ以上に重要な決断というのはなかなか見つかりませんが、我々進学指導というものもそこまでだとはいえなくとも、非常に重みのある仕事なのではないでしょうか。進学先への『合否』だけではない、その生徒たちの想いも汲み取った仕事になっているかということです。例えば、「滑り止め」という単語は我々受験業界では当然の用語かもしれませんが、当事者から考えればとんでもない用語なわけです。我々が合格を望むのとは違う次元で、本人たちは合格を望んでいるわけです。
 塾の入り口に燦然と輝く「合格者○○名!」という速報のポスター。果たしてその数字にどれだけの想
いがあるのか、……

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