私教育新聞126号【私塾リアル】(一社)JYDA日本青少年育成協会 林 隆樹氏インタビュー
2025.04.22(火)
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混迷時代の国際交流プログラムのあるべき姿とは?
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グローバル化が進む中、コロナ禍により国際交流や留学はここ数年、減速を余儀なくされた。ようやく回復の兆しが見え始めたものの、一方で、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ(ハマス)などの対立・紛争が深刻化している。このような混迷の時代における国際交流プログラムの在り方について、この分野に35年間携わってきた林隆樹氏に取材した。
「日本人としての責任と貢献」とは?
千葉:国際交流委員会・委員長メッセージで「世界に〈日本が存在してよかった〉と思ってもらえる時代のために」というテーマが掲げられていましたが、その意図について説明していただけますか?
林:私のコラムのサブタイトルですね。そこでも触れていますが、この言葉は司馬遼太郎の最晩年のエッセイ『この国のかたち』で、彼自身が執筆意図を語った部分から引用させてもらいました。文字通り、これからの時代、不可避的に全世界の国々と関わらざるを得ず、それは即ち、全世界に対して、「日本人」として責任を持ち、貢献しなければならないということです。そのことを青少年に理解して欲しいと思ったからです。
「言葉と文化」と「日本科」
千葉:現状の国際交流プログラムで、特に気になる点、改善すべき点は何ですか?
林:「国際交流」とは「他文化交流」であり、「他文化」の最たるものとして外国語があります。その習得には大変なエネルギーが必要ではありますが、社会に出てから極めて役に立つものでもあります。ただ「国際交流・留学≒外国語習得」のイメージが強すぎるのか、相手国の文化(歴史、地理、政治、宗教等)についての……
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