私教育新聞124号【私教育最前線】大矢 純氏「効果的なノートの活用」

2024.12.16(月)

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効果的なノートの活用

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 古くからノートを書くことが学習だというほど、ノートはなくてはならない存在でした。だからこそ、逆に私たちはノートの存在意義に関してあまり深く考えることなく、当たり前に授業をやっているのではないでしょうか?
 そもそも、ノートは何のためにあるのでしょうか?ノートを書く目的は何なのでしょうか?
 前回は黒板の使いかたということで「記録として児童生徒がノートを写すべきことを伝えるということについては、もはやその役割は終わりました」と書きました。今までは復習やテスト勉強のための記録として、ノートは大切な学習ツールでした。そのため、板書の内容は児童生徒がノートに写しやすく、そのノートを後で見たときにわかりやすくなるように工夫して授業準備をしてきました。そしてそれを黒板に書きながら説明していくのですが、児童生徒はそれをノートに写しながら説明を聞くので、
教師は区切りごとに児童生徒が写し終わるまで待つ必要がありました。それによって説明のテンポ感が悪くなり、児童生徒を引き込めるようなスムーズな説明ではなくなってしまうのです。
 さらに、多くの保護者は「しっかりノートをとってきなさい」と子供に言うため、児童生徒は授業内容を理解するよりもきちんとノートをとってくることの優先順位が高くなってしまいます。その結果、児童生徒は……

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