私教育新聞123号【私教育最前線】森 弘達氏 私学こそ探究を学びの中心に⑫「探究でメタバースを活用する~メタバースで探究を世界に発信し、活動と成果に光を当てる~」

2024.10.24(木)

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私学こそ探究を学びの中心に

探究でメタバースを活用する
~メタバースで探究を世界に発信し、活動と成果に光を当てる~

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 生徒一人一台の端末が普及し、教科学習、探究学習等におけるICTの活用など、学びの機会や方法は拡大しましたが、インプットした知識をアウトプットする機会がまだまだ不足しています。具体的には、探究学習や教科学習、探究のコンテストやプレゼンテーション大会でも、まだまだ多くの個人やチームに発表の機会が与えられていません。生徒がアウトプットする場が圧倒的に不足しています。これらの課題を解決する一つの方法として、メタバースが日本の学校現場にも活用され始めています。今回は、探究でメタバースを活用することの重要性と活用例について述べます。

メタバースとは何か

 メタバースとは、インターネット上に作成された仮想の3D空間や世界のことです。また、メタバースは、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を使用することが多く、まるで現実のような体験ができる点が特徴です。

学校現場の課題とメタバースによる課題解決

①教育現場の現状と課題
 生徒がより深い知識やスキルを獲得するためには、能動的に発信できる場所を増やすことが重要であると考えます。また、学校内の取り組みを広く発信したいという学校のニーズもあります。
②メタバースを活用した課題解決
 今回は、企画会社KIRINZIが開発したメタバース型の発表プラットフォーム「かんたん仮想空間」を活用した、「HIGHSCHOOL SPOTLIGHT(ハイスクールスポットライト)」の取り組みを紹介します。このプラットフォームは、……

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