私教育新聞123号【私塾リアル】学習塾スタジオフォワード 富永茂雄塾長インタビュー

2024.10.24(木)

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私教育新聞123号:18ページ掲載・私塾リアルの記事が公開中です!


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 塾長の富永氏は心臓に持病があり、幼児の頃から学校の先生を目指していた。医術の進化で、大学卒業の頃に手術で完治し、気象庁の内定を蹴って、アルバイト先の塾に就職、そしていつのまにか新規開校した教室の塾長になっていた……。まるでドリームストーリーだが、事実である。淡々と語る中に本気の教育力を見た。教室拡大の野心がないわけではないが、決して無理はしない。それは、日々周囲から学んでいるからこその精神性なのだろう。
 猛暑が続く9月、富永氏に浮間舟渡の教室で取材した。

気象庁の内定を蹴って塾に就職の理由とは?

千葉:塾の開業はいつですか? 教室数や生徒数、職員や講師について、展開している塾の地域や教室について教えてください。また、塾以前のお仕事は何をされていましたか?
富永:明治大学を卒業して、気象庁への内定が決まっていましたが、その挨拶に行ったアルバイト先のP塾から「うちに来ないか」と誘われ入社しました。心臓に持病がありましたが、その頃、手術をして完治したので、塾の激務にも耐えられるかなと思い決断しました。2001年、25歳の頃でした。その後、新規開校のため浮間舟渡を調査して、2003年の27歳の時に教室長になりましたが、これは独立採算の教室で、実質塾長になったのです。そして、5年前に正式に独立しました。生徒数は昨年が124名で今年は94名です。指導形態は1:4の個別指導で、正社員が4名、学生アルバイトが40名(2名は社会人)ほど。
 教室は浮間と赤羽、そして志村の3教室でしたが、西台に4校目を出します。

無理なく大学進学を目指す保護者が多い

千葉:地域の教育熱はどうですか?

米本:4地域で公立高校と私立高校受験の中学生、そして中学受験の小学生を指導していますが、……

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