私教育新聞122号【私塾リアル】湘南フェリックス 米本喜彦代表インタビュー

　藤沢市の湘南フェリックスは、元大手進学塾に在籍していた米本喜彦氏が、藤沢教室の副室長時代に教室を引き継ぎ、17年目を迎える塾。2年前に法人化へ移行したことをきっかけに、進学塾だけでなく、ロボット教室や「読むとくメソッド」などを開講している。現状の課題と今後の方向性を中心に、米本代表に取材した。

大手塾の転勤で藤沢へ

千葉：塾を創設した経緯を教えてください。また、塾の仕事の前は何をしていましたか?
米本：大学では観光学などを学び、卒業後は金融関係の会社に勤めましたが、半年で辞めて、学習指導会(しどう会)が運営している（株）修学社に入社しました。数年後に異動した藤沢教室にて副室長を務めましたが、2008年に藤沢教室を撤退するタイミングで、FC契約をしてフェリックスの看板を引き継ぎました。その後、個人事業主でしたが、2年前に法人化しました。現在の生徒数は約80名です。

国語で勝ちたい

千葉：「中学受験アドバンスコース」「読むとくメソッド」「慶應湘南藤沢中等部作文特化コース」のそれぞれについて内容を教えてください。

米本：2004年頃に国語が苦手な教え子がいたので克服するための力になりたいと思い、国語力の強化に取り組むようになりました。「国語で勝ちたい」を標語に、……

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