私教育新聞121号【編集主幹・千葉誠一が行くダーツの旅in東京】学びエイド 廣政愁一社長

2024.08.28(水)

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私教育新聞121号:16-17ページ掲載・ダーツの旅の記事が公開中です!


株式公開で次のステージへ、
『テツヨビ』を全国1,000塾目指す

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 他社とは一線を画すICT教材の制作と配信で着実に知名度と信頼性を高めてきた学びエイドが2024年5月28日、東証グロースに上場を果たした。今後は資金調達して新規事業展開を加速させる。
 かつてRGBサリヴァンという学内予備校で成功したように、今新たに『テツヨビ』という塾内予備校で教育業界に革命を起こそうとしている、学びエイドの廣政愁一社長に取材して、現状の課題と今後の方向性について聞いた。

教育ビジネスは、継続することが大事

千葉:今回の株式公開の具体的な目的は主として何でしょうか?
廣政:株式公開は学びエイド創業時から考えていましたが、本格的に準備を始めたのは5年前の2019年です。卒業した生徒が毎年増えるので、教育ビジネスは継続しないといけません。塾をはじめ教育業界においては、儲けることに躊躇する場合もありますが、利益を出していなければ経営を継続することは無理です。学びエイドはまず利益を出して、経営を継続していくことを最優先に目指してきました。
 株式公開は、株主という応援団を増やすことが第一の目的で、その次に資金調達をしたら、働く環境のグレードアップや移転などの企業価値を上げるための投資を続けながら安定経営を目指していくべきです。

株式公開は大学の推薦入試と同じ?

千葉:山あり谷ありだったと思いますが、株式公開までの道のりを教えてください。

廣政:それほど谷というのはありませんでしたが(笑)。……公開までの道のりを大学受験の推薦入試に喩えて言いますと、……

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