私教育新聞121号【私教育最前線】森上展安氏「学校種別と大学合格実績」
2024.08.28(水)
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学校種別と大学合格実績
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私立進学校の私大実績の伸びは私大付属校の優位性を脅かしつつある一方、都立一貫校の国公立実績は私立の私大実績に傾斜したあり様に一石を投じている。
早慶上智、私学男子校77%達成
都立の実績の前に、私立の実績をみると24年は「早慶上智」実績で男子校は実に77%の在校生対比合格実績(のべ)を出しており、手元にある集計(過去6年)では最高になっている(対象分析校/偏差値45~65)。
既に昨年の23区私立定員厳格化の緩和で、その実績比率は60.9%から63.8%に伸長していたところ、24年はさらに伸ばして一挙に80%目前に迫ったのだ。必ずしも上位校ばかりではないにせよ、男子校そのものが中下位校は少ないので、この高い実績になったものと思われる。
これによって早慶の男子付属校については、それだけ優位性が減少したことにもなる。
一方で、伸び悩んだのが女子校で、昨年の51.7%より減少し49.9%とわずかに50%を割り、昨年達成した50%超えから後退したが、一昨年の49.5%よりは上昇している。とは言え、緩和前の定員厳格化の時代と大きくは変わらず、女子校は伸び悩んだ印象となった。女子校で早慶上智の割合が50%以上となるのは……
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