私教育新聞121号【私教育最前線】大矢 純氏「信頼される保護者対応」
2024.08.28(水)
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信頼される保護者対応
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保護者対応は得意ですか?様々な年代が混在する全校研修で挙手を促しても、手が挙がるのは管理職と広報の教師くらいですから、若い教師が苦手意識を持つのは当たり前のことです。管理職や広報の教師も、若い頃はみんな苦手だったはずです。ですから、苦手なこと自体をコンプレックスに思う必要はありません。ただ、保護者対応がうまくいって保護者を味方につけることができれば、様々なことがうまく進むものです。得意になるかどうかの分かれ目は、保護者対応の意味や目的をきちんと理解し、意識して取り組めたかどうかにあります。
保護者対応の目的は、いわゆる一般的なサービス業のお客様対応とは大きく異なります。そもそも、教育機関の目的は何でしょうか?保護者の要望を聞くことでしょうか?下手に出てお客様に気持ちよく帰っていただくことでしょうか?3年や6年という長い付き合いの間で、子どものやる気を引き出し、学力を向上させ、30年後につながる力を伸ばして明るい未来を創ることではないでしょうか?人間も生物です。普通、子どもを残して親が先立ちます。親が先立っても伸び伸びと幸せに過ごしていけるように準備することこそ、子育ての目的なのではないでしょうか?
だとすると、生徒の将来のためになるのかどうかを見極め、筋の通った思考で保護者とともに生徒と向き合っていくことが、保護者対応の大前提なのです。
各家庭で異なる教育方針
家庭の教育方針は、家庭の数だけあります。キャリアが浅いうちはそこに悩むのですが、……
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