私教育新聞120号【編集主幹・千葉誠一が行くダーツの旅in東京】名門会 吉田信司社長

2024.06.22(土)

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私教育新聞120号:16-17ページ掲載・ダーツの旅の記事が公開中です!


プロ家庭教師の名門会の役割とは?

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 リソー教育グループの家庭教師部門を担う名門会。スタートは個別指導を展開するリソー教育の一事業部であった。2003年に株式会社として独立してからは、1都3県展開の本体に対して、それ以外の全国と世界へと展開を進めている。

 コロナ禍を経てさらに進化している同社の現状の課題と今後の方向性について、学習院大学に隣接する目白の名門会本部で吉田信司社長に取材した。

スタートは一事業部、現在は全国に展開

千葉:創立と企業概要について教えてください。
吉田:家庭教師派遣の名門会は元々リソー教育グループ本体の一事業部としてスタートしました。リソー教育が1985年創業で、名門会事業部は1989年に生まれたのです。そして、2003年に株式会社名門会として独立し、首都圏中心に家庭教師派遣の事業を拡大してきました。当初から「プロ講師100%」を謳っています。現在は、全国に約50の拠点があります。午前中から浪人生等が授業や自習で来校するため、事務スタッフまたは社員がシフトを組んで午前中の対応をしますが、社員の基本的な勤務時間は14時半から22時半です。

「安売り競争」には参加しない理由とは?

千葉:名門会の現状と今後の課題について教えてください。
田中:生徒を指導する先生(プロ講師)の確保が最優先であり、それにより今後の発展も左右されると思っています。
 ただこの数年で教育の環境が大きく変化しています。中学受験は少子化でも受験率が上がっており、当面はニーズがありますが、大学受験では浪人してでも第一志望校に合格しようとする生徒は減っています。国や地方公共団体がいろいろな施策を講じても、少子化の流れを変えるのは難しそうです。しかし、当グループ創業者の岩佐の信念であり、ずっと言い続けているように、生徒確保のために安売り競争には参加しません。あくまでも本当に生徒の為になる指導サービスを続けていきます。高額でも本当に良いものを社会に提供しようという創業の理念を貫き通すつもりです。
 首都圏から全国、そして世界へと事業が拡大してきましたが、……

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