私教育新聞120号【私教育最前線】森上展安氏「4月大手模試前年比97.8%」

2024.06.22(土)

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4月大手模試前年比97.8%

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 コロナ明け2年目となる来年入試は小6人口が復調するため堅調と考えられるべきだが、4月大手模試の志願者数は97.8%にとどまりブレーキがかかる可能性が出てきた。
 しかしそれでは私学の学ぶ生徒が減っていきかねない。新しい動きが必要だ。

豊島岡女子の英語資格入試に30万インプレッション

 豊島岡女子が4月末にWEBで公表した英語資格試験利用入試を公表した前後にダイヤモンドオンラインのXでつぶやいてもらったところその反応は凄まじく、たった3日で30万インプレッションを記録した。
 これは事件で、中学受験の話題を超えた反応と言える。なぜならこうした入試要項の変更はせいぜい数千あれば大ヒットなのだから、ということもあるしそもそも学年5万人と言われる首都圏中学入試人口を小6から小3まで4学年に拡大したとしても20万人。インプレッションのもの凄い絶対数に驚かされる。
 そのことはとりも直さずそれだけインパクトが大きかったわけだが、中学受験界隈に限って言えばあの難関校に英語資格がそれなりにあれば、算数だけで合格ができることになり、午後入試ではなく午前入試で、しかも難関校で打ち出されたことに話題性があった。
 ではこの入試のターゲットはどこにあるか。狭義では英検上級資格者にメリットがあるのでそこにターゲットがあるのは明らかだが、逆にこのターゲティングによって国語や社会、理科の学力は問われない。ウェイトから言えば国語の学力が問われないことに大きなポイントがある。
 それでいて算数の結果は拡大評価されることも大きい。要は<算数はできても国語は不得意>な受験生にとってこの上ないアドバンテージのある入試ということになる。
 上記の特徴をもつ受験生の属性はなんだろうか。それは……

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