私教育新聞120号【私教育最前線】大矢 純氏「効果的な『発問』の方法」
2024.06.22(土)
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効果的な『発問』の方法
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先月まで10回にわたって授業学の根幹である『学習する空間づくり』の基礎をお伝えしてきました。今回からは、その理想的な教室環境でさらに授業効果を高めるため、児童生徒の主体性を引き出したり、全員が当事者意識をもって授業に参加させたりするための、いくつかの手段をお伝えします。
最近は「できるだけ教えない授業」に向かってはいますが、教えることがゼロになるわけではありません。教師の基本スキルとして、全員が当事者意識をもって教師の話を聞いたり例題を考えたりできることは、この先も相変わらず重要です。当事者意識を持たせるためにペアワークやグループワークを活用する場面も多くなってきましたが、それらの問題点は時間がかかることです。そのため、1回の授業でそう多くはそれらの場面を作れません。今回は児童生徒に問いかけるだけでなく、常に全員が考えるような『発問』の方法について掘り下げていきます。
発問は何のためにするのか
発問は何のためにするのでしょうか?
普段何気なく行っている「問いかけ」ですが、それは授業学で言う『発問』から考えればもったいない場面に多く出くわします。『発問』には様々な意味を込めることができ、それによってさまざまな効果が見込めます。しかし、その意味合いと効果をその時々でしっかり考えて行っているケースはなかなか少ないものです。授業後に……
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