架空の社員にインタビューしました。
2022.01.21(金)
こんばんは。モノリスジャパンの大村です。29歳のコピーライターです。弊社は東京・名古屋・京都に拠点を置く「教育業界特化」の広告代理店、あらゆる職種で積極的に採用をかけています。
これまでも弊社の弊ストーリーにて、たくさん社員を紹介してまいりましたが、今日は僕の同期のデザイナーを紹介しようと思います。
29歳のデザイナー、 さんです。昨年の2月、僕とともに中途入社してきました。お互い中途入社なのに同い年で、不思議な縁もあるものだなァと驚きました。大阪の制作事務所で5年ほど経験を積んだ、という経歴も同じでした。
今日は彼に転職動機や入社後の働き方についてインタビューをしながら、一緒にこの1年を振り返っていけたらなあと思います。よろしくどうぞ。
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ディレクションにも携わりたい!
まずは転職動機について。 さんは、前職では特にエディトリアルデザインの機会が多かったらしく、そのスキルを生かしながら、ディレクションにも携われる環境を探していたらしい。
「学校案内もそうやけど、文教系の広報ツールの制作は前の職場でもやってたから、自信はあったんです。そのうえで、『1キャッチ・1ビジュアル』の広告設計とか、コンセプト設計みたいな、もう一歩上流のところで仕事をしたい、という想いがあったんですよね」
この さんの考えには僕も共感できた。おそらく、同年代のデザイナー・ライターの多くが同じ思いを抱えているのではないだろうか。手を動かす仕事がきらいなわけではない。でももう一段、深いところからクリエイティブに携わりたい。
「その意味で、モノリスジャパンは『オリエンに、デザイナー・ライター・営業が同席することも多く、その後も職種の垣根なくプランを出し合うことが多い』って聞いて、ちょうどいいやん、って思ったんですよね」
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刺激的なブレストの時間。
お互い入社して1年弱。デザイナーとコピーライターという職種柄、2人でペアを組む案件も増えてきた。正直に言うと、そのときのブレストはちょっと緊張する。同年代で同期入社ということもあって、ライバルとは言わないまでも意識するところはある。
「僕はあんまり意識してへんけど(笑)」
半笑いの さんが言葉を続ける。
「でも、自分で探しても見つからんかった新しい視点や切り口が出てくるし、いい経験になっているとは思います。刺激的な時間ですね」
有名なクリエイティブディレクターたちを分類すると、大きく「コピーライター脳」と「デザイナー脳」の2つに分かれると聞いたことがある。自分をそこに並べるのはおこがましいが、 さんと仕事をしていると、お互いの脳のつくりが違うことがハッキリわかる。その時間は、確かに刺激的だ。
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その選択は最適だったのか?
将来どんなクリエイターになりたいのか。若いころ、よく周りの先輩方に聞かれた。そのたびに困った。僕にはハッキリとしたビジョンがなかったからだ。しかし、彼にはしっかりビジョンがあるようだった。
「僕はいつか、クリエイティブディレクターって名乗りたい。自分の考えた広告戦略で、クライアントの価値を引き出したい。そのためにはコンセプトワークもそうやし、ヒアリングの技術も身につけなあかんな、と思っています」
目的意識を持っているのは素晴らしいことだと思う。ゆとり世代には珍しいタイプではないだろうか。しかし、そんな さんにとって、モノリスジャパンは最適な環境なのだろうか。率直な意見を聞きたい。
「最適かと言われるとわからんけど、ブレストの機会もそうやし、ヒアリングにも同席させてもらってるし、いい経験を積ませてもらってるな、と思う。先輩方も、拠点や職種に関係なく、相談したらいつもちゃんと答えてくれはるし。皆さんお忙しいのに、ほんまにありがたいです」
このインタビューが記事になるのを知っていて、上司へのゴマすりを忘れないところが小賢しいなと思う。締めに使いやすいありがたいコメントをいただいたところで、ちょうど定時。インタビューも終わり。 さんは日課のゲートボールの集いに参加するべく、そそくさとオフィスを出ていった。せっかくなので、僕もいっしょに廊下まで出て見送ることにした。今日も一日、おつかれさまでした。
と、彼は足を止め、振り返った。
「あと、やっぱりデザインが好きやから。毎日、楽しいわ」
照れくさそうに笑いながら、 さんは小走りで帰っていった。
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ということで、デザイナー探してます。
今回は架空の社員「 さん」にインタビューしました。実際は同期入社なんていません。 さんみたいな人と一緒に働きたいと、切に願っております。関西弁である必要は一切ありません。
よろしくどうぞ。