【EDIX東京レポートをお届け!】一定の成熟を迎えた GIGAスクール構想というマーケット
2024.06.10(月)
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EDIX東京レポートをお届けします!
5月8日~10日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で
開催された「第15回EDIX(教育総合展)東京」。
約350社の教育関連企業が参加しました。
教育関係者向けに『私教育新聞』を発行する
私たちも、会場を見学しました!
今回は会場内の様子をまとめたレポートをお届けいたします!
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AI教材はどう活用されていくのか、
2021年から始まったGIGAスクール構想は次のフェーズへ……。
どのブースを覗いても、10年前には想像もできなかった
ソリューションが立ち並ぶんでいました。
もう教育現場は「社会から取り残された業界」ではない。
むしろ、どの業界よりも能動的に変わろうとしています。
それはブースをめぐる参加者の真剣な表情や、
懸命に質問を重ねる様子からも読み取れた展示会でした!
昨年までと大きく変わったと感じたのは、
各ブースが訴えるソリューションの
「ストロングポイント」が、かなり具体的で、
現実的なものにアップデートされていたこと。
例えばモバイルPCの一番の売りが「堅牢性」だったり、
AI教材は機能性よりも「セキュリティ面」だったり。または「保守サポート体制」。
どこまで技術が発展しても、つまるところ人対人のサービス。
困ったときの相談窓口が充実していることを売りにしたサービスも見受けられました!
これらは、教育業界とGIGAスクール構想という
マーケットが、ある一定の成熟を迎えたことを
意味しているのだろうと感じます。
生徒一人ひとりにデバイスが支給されてから
「3年」というひとつのサイクルを終え、
どの学校にも「使ってみた」「回してみた」うえでの実感が備わった今。
現場ではサービスの革新性や機能性以外の部分にも注目が集まっているのでしょう。
子どもにパソコンを渡すと壊れることもあるし、
AI教材の抜け道を見つけられることもある。
リテラシーに差のある職員室では、想定外のトラブルも多々起きる……。
そんな現場の実感に応えるように、堅牢性/セキュリティ/保守サポートなどの価値に
光が当てられているのではないでしょうか。
これから、ユーザーたちは「授業にどう使えるか?」
「業務にどう落とし込めるか?」と、緻密にサービスを見極めるようになることでしょう。
成熟したマーケットは、次にどんな一歩を踏み出すのか。
ついに動き出した教育業界の進化は、まだまだ止まらないようです。
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