私教育新聞119号【編集主幹・千葉誠一が行くダーツの旅in神奈川】エコール学院 田中保行代表

2024.04.24(水)

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私教育新聞119号:20-21ページ掲載・ダーツの旅の記事が公開中です!


地域密着で7教室展開、後継者を育成して塾を次世代に残したい

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 神奈川県小田原市にあるエコール学院は、小田原市周辺に7教室展開する中堅塾で、代表の田中保行氏は、3つの塾団体に所属しており、一般社団法人神奈川県学習塾連絡会では、副会長、神奈川県私塾協同組合では理事長を務めている。箱根への玄関口にあたる場所で地域密着型の塾運営での課題や今後の方向性などについて取材した。

30歳での独立は決めていた

千葉:エコール学院を開校するきっかけは何だったので
すか?
田中:私は1955年生まれで、大学を卒業して横浜の大手塾に就職しました。5~6年勤めて30歳になった時に独立しました。元々30歳で辞めようと決めていたのですが、結婚した妻が自宅で親戚や近くの子どもを数人教えていて、それが塾開業の起源になっています。
 小田原市の自宅から横浜の勤務先まで片道1時間半ほどかかり、帰りは深夜ということがたびたびありましたので、いつかは独立して自分で地元の塾として起業したいと考えていたのです。当初「田中塾」として、箱根板橋駅から数分の自宅兼塾で塾長兼講師のワンオペでやりましたが、その後エコール学院と名称変更し、現在の場所に自宅兼教室として拠点を置き、社員を採用して複数校展開を実現しました。

小田原市周辺小中高指導の7教室展開

千葉:エコール学院の規模的なものとして、スタッフ数、教室数、生徒数など教えてください。また、今後注力する地域、展開予定の地域はありますか?
田中:小田原市周辺に7教室あります。教室名は、板橋、開成南、山王、足柄駅前、螢田、富水、国府津です。教室長は2教室を担当し非常勤講師と2名で運営するようにしています。現在、正社員が5名、講師が15名、生徒数は約200名です。今後は人材を確保しつつ、小田原市内の各学校の前に教室を展開したいと考えています。
 また、共働きの家庭が多いことで、かなりの生徒が学童保育を利用しています。これに対応した形での学童型指導を検討中です。それと、(サイバー)ネット空間での教室展開もしてみたいと考えています。
千葉:少子化で小田原市内の学校の生徒数もかなり減少傾向ですか?
田中:かつて私の子どもの学校でPTA会長をしていたことがあります。この度創立100年史を作るにあたり、記念誌を発刊したのですが、……

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