私教育新聞119号【私教育最前線】森 弘達氏 私学こそ探究を学びの中心に⑧「探究で大学受験に取り組む~探究型選抜は研究力を評価~」

2024.04.24(水)

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私学こそ探究を学びの中心に⑧

「探究で大学受験に取り組む~探究型選抜は研究力を評価~」

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 日本の大学入試は、長年、ペーパーテスト一発勝負の一般選抜(旧一般入試)がほとんどでした。しかし、近年、高大接続改革によって、大学入試は様変わりし、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)、大学付属校からの内部進学が多くを占めるようになりました。大学入試が大変動を起こしています。入試種類別の入学者数でみると、国公私立大学全体では、一般選抜の割合は、2021年度に49.5%となり、ついに50%を切ってしまいました。もはや総合型選抜・学校推薦型選抜が大学入試の中心であるといっても過言ではありません。また、高校で取り組んだ探究や課題研究を評価する探究型選抜もはじまりました。今回は、探究で大学入試に取り組む探究型選抜について述べます。

探究型選抜の誕生

 総合型選抜は、詳細な書類審査と時間をかけた丁寧な面接等を組み合わせることによって、志願者の能力・適性や学習に対する意欲、目的意識等を総合的・多面的に評価・判定する入試です。また、「主体性」「多様性」「協働性」を評価します。高校生活での自身の活動を振り返り、「主体性」「多様性」「協働性」の観点から整理することが必要です。
 探究型選抜は、ほとんどが総合型選抜ですが、探究的な学習を通じて育成した思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等、課題を見出し解決する力、主体的・協働的に課題を解決し、新たな価値の創造やよりよい社会の実現に努めようとする態度などを丁寧に評価してもらえます。新学習指導要領によって高等学校で総合的な探究の時間がスタートしたことから、探究型選抜は増加傾向にあります。

探究力評価への挑戦

 文部科学省は、2021年10月に「大学入学者選抜における好事例選定委員会」を設置し、各大学から好事例と考えられる取り組みについて申請された内容を選定委員会において審査し、結果が公表されます。2022年度は延べ704大学・短期大学が回答し、計17件を好事例として選定し、2023年5月に結果が公表されました。これらは、……

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