私教育新聞119号【私教育最前線】森上展安氏「中位校の躍進とは何か-2024年首都圏中学入試続報」

2024.04.12(金)

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中位校の躍進とは何か-2024年首都圏中学入試続報

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 2024年の首都圏の中学人気は前号で速報した様に中堅中位校の人気が増大した。
 難度別人口構成グラフを作成すると別学校中心の難関校程層が厚い逆ピラミッド型から、近年はボリュームゾーンの中堅中位校の層が厚くなって柱状に近い寸胴型に変化している。共学化がもたらした変化といえる。

受験者数ランキングの変化に着目

 2022年の入試からの3ヵ年が 中堅中位校の主に共学校の受験者数増が鮮明だった。それも難度別に言うと偏差値40(四谷大塚 )±5の中位校の増加が著しい。そこで以下で男女にわけて受験者数ランキングの変化を見てみたい。尚、その尺度に用いたのは、受験 者が多い順のランキングで、その年度の2月1日(午前)ならその入試日にある学校の入試を受験した実数を多い順にリストアップし 多い順に順位をつけていく。
こうするとその順位に余り変動がない。確かに実数は年々変化があるが、意外に順位は動かないのだ。逆に言えば、順位が変わるほどの増減はそこに何らかの変化要因が加わった、と考えられる。そうした意味でランキングにすると単なる増減ではなく相対的な人気を表す指標のようなものになると考えている。

2月1日午前のランキング上昇校 男子は足立と佼成

 ランキング(順位)を大幅に上げている学校は、昨年から今年にかけて19ランク上げた……

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