【私教育新聞第136号】教えて!エデュテイメントの作り方|正頭英和氏「静岡銀行発『桃鉄投資クエスト』の全国展開」
2026.10.23(金)
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【教えて!エデュテイメントの作り方】
静岡銀行発『桃鉄投資クエスト』の全国展開
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みなさん、こんにちは。
立命館小学校でICT・情報系の授業を担当している正頭英和です。
今回は、全国の「地銀」で活用されている
エデュテイメント教材『桃鉄投資クエスト~投資の力でまちを救おう~』についてご紹介します。
桃鉄をモチーフとした『桃鉄投資クエスト』は、
子どもたちが「投資」についてゲーム感覚で楽しく学ぶために制作された教材です。
教材完成までの経緯、詳しい学びの内容、全国展開の現状など、現在進行形の情報をお伝えします。
「投資」について楽しく学べる桃鉄モチーフの出張授業用教材
地域に密着した地方銀行では、行員の方が地元の学校に赴いて、
子どもたちに金融に関する学びを提供する「出張授業」を積極的に実施されています。
『桃鉄投資クエスト』は、そんな出張授業での活用を目的に制作された教材で、
主に「投資」について学べる内容のものです。そもそものきっかけは静岡銀行さんから私宛に
「子どもたちが『投資』についてゲーム感覚で楽しく学べる教材を作りたい」と
オファーをいただいたことでした。
私が『桃鉄教育版』の制作に関わったこともご存知で、
桃鉄とのコラボもイメージされていたようです。
桃鉄キャラクターの素材活用をコナミさんから許可をいただき、
教材の中身は私の方で制作させていただきました。
静岡銀行さんは、以前から幅広い世代を対象とした金融経済教育に熱心で、
今回の「投資」に関する教材制作もそれらの活動の一環と位置付けられています。
「桃鉄」と謳ってはいますが、本家のようなデジタルゲームではなく、
スライド式の教材となっています。
一工夫したのは地銀らしく、地元に特化した話題を数多く取り入れたことです。
静岡であれば、
「不漁の地魚の漁獲量を増やす」「静岡空港を活性化させる」「富士山のゴミ問題を解消する」
などのイベントをピックアップ。
それらの課題に対し、「投資」という選択肢を使って、いかに解決するかを考えていきます。
自分が住む地域が舞台になっているので、
「地元の漁師さんが困っている」「静岡に観光客を呼ばなくちゃ」など、
自分事として課題と向き合えることがポイント。
静岡以外の人からすれば「それは大変だね」で終わる話であっても、
地元で暮らす人々にとっては身近な話題であり、
よりリアリティを感じながらストーリーに入り込めるわけです。また、……
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