【私教育新聞第135号】教育を変える。未来が変わる。|池森英雄氏「量は足りている、配分が足りないー日本の教育を変える最後の資源ー」
2026.10.02(金)
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【教育を変える。未来が変わる。】
「量は足りている、配分が足りないー日本の教育を変える最後の資源ー」
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国が、人への投資に舵を切った
今年2月、文部科学省が高校教育改革の基本方針を公表しました。
2040年を見据えた「N-E.X.T(. ネクスト)ハイスクール構想」です。
昨年の経済対策を受け、2,955億円の基金が計上されました。
各都道府県に基金を置き、改革を先導する拠点校を先行してつくる。
日本の高校教育改革としては、これまでに前例のない規模です。
前号で私は、財務省が示した「2040年までに私立大学を250校縮減」という数字を取り上げました。大学が縮む一方で、高校には過去最大級の予算が入る──
国はいま、人への投資に明確に舵を切ろうとしています。
教育に人生を賭けてきた者の一人として、私はこの転換を心から歓迎します。
その上で、私たちが共に引き受けなければならない問いがあります。
この2,955億円は、10年後に何を生むのか。
教育を投資と呼ぶのなら、リターンを求める覚悟が要ります。私は確信しています。
この問いに答えを出せるかどうかで、日本の次の30年が決まる、のだと。
為替の錯覚を剥がすと、日本の通信簿が現れる
日本の30年を、ドル建てのGDPで語ることが増えました。世界2位から4位へ。
数字だけを見れば、この国は後退したことになります。
しかし……
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