【私教育新聞第135号】巻頭特集|「通信制」が秘める可能性
2026.09.17(木)
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【巻頭特集】
「通信制」が秘める可能性~なぜ中学生は通信制高校を選ぶのか~
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深刻な少子化を背景に全日制高校に通う生徒が年々減少する一方で、
通信制高校に在籍する生徒の数は増加傾向にあるという。
文部科学省の『2025年度学校基本調査』によると、通信制高校の生徒数は約30万5000人。
高校生のおよそ10人に1人は通信制高校に在籍している計算になる
( ちなみに10年前の割合は約5.4%。10年間でほぼ倍増)。
この流れは、単に「通信制高校が増えている」という話ではなく、
受験生が「自分に合った高校を選ぶ」時代の幕開けなのかもしれない。
通信制高校の「躍進」は、高校教育をどう変えていくのだろうか。
【第1章】ジョニーに聞く! 今、通信制高校が選ばれる理由
前ページの生徒数の推移だけを見ても、ここ数年の通信制高校の「躍進」は目を見張るものがある。しかも、年々少子化が進む中で数字が伸びているだけに、その勢いは疑いようもない。
そこで、私教育新聞のコラムでもお馴染みの
株式会社リクメディア藤村賢志氏(通称ジョニー)に、
今、通信制高校が中学生の進路先として選ばれている理由について詳しく話を聞いた。
通信制高校が急激に成長した背景とは?
今でも「通信制高校」と聞くと、
勉強が苦手な生徒や不登校気味の生徒が通うイメージが一般的かもしれない。
しかし、少し意識して業界の勢力図に目を向けてみると、
その「異変」に気付く人は少なくないだろう。
今、確実に通信制高校は、その勢いを増し、多くの中学生の進路先として認識され始めている。
「通信制高校が伸びている要因は大きく3つ考えられます」と、
通信制高校の実情に詳しい藤村氏は分析する。
「まずはコロナ禍によってオンラインが一気に普及したこと。
教育面でもビジネス面でも『オンライン』が日常で使われる言葉になりました」
確かにオンライン授業やリモートワークなどの影響で、
若者だけではなく全世代においてオンラインに対する抵抗感がなくなり、
ポジティブなものとして認知されることになった。
学校や会社など「現場」に行くことなく、勉強も仕事も対応できる状況が、
通信制高校の仕組みとマッチしたと考えられる。実際、……
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