【私教育新聞第133号】辛口トーーク!|中土井鉄信氏「もし、生徒に聞かれたら?」

2026.06.12(金)

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【辛口トーーク!】
「もし、生徒に聞かれたら?」

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 2月28日、アメリカ大統領トランプ氏は、イランの核開発計画を徹底的に阻止する目的を掲げて、イスラエルと共同でテヘランに攻撃を行った。今年に入ってからトランプ氏は、ベネズエラにも攻撃をし、ベネズエラ大統領を拘束し、麻薬の密貿易、ベネズエラ大統領の反アメリカ体制を終わらせた。力による世界秩序の確立を当然のこととして、軍事行動を行い、アメリカの力を世界に誇示した。しかし、このアメリカの行動は、世界を大いに混乱させているのは、皆さんも知っているところだ。
 今回、このトランプ氏の行動をどうこう言うつもりはないが、もし、皆さんが、学校で、塾で、生徒から今回の事件、紛争、戦闘行為、トランプ大統領について教えてくれと言われたら、どうするかを考えたい。
 そんな小難しい質問を生徒はしないかもしれないが、ぜひ、考えてほしい。私たちが、教師として、大人として、子どもに社会を考えるきっかけを与える際に、知っていてよいことだからだ。私たちの教育行為は、子どもを大人にする、それも一人前の大人にすることだからだ。社会の構成メンバーとして、社会のことを考えられる大人になってほしいではないか。
 大概は、時事的なものについて、私たちは、質問を受けても、正確に、詳細に、ていねいに、答えていないはずだ。簡単に、所感を述べて、生徒がどう聞くか、どう受け止めるか、大きな問題になるのを避けて、あいまいな返答をするか質問を上手くかわすのではないか。例えば、「良い質問だ。世界に関心を持つことは良いことだ。しっかり、ニュースや本で調べて、先生に教えてくれ!」こんな感じでかわしているのではないか。
 しかし……

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