【私教育新聞第133号】私学教育の現在地|森上展安氏「首都圏入試 少子化の脅威」

2026.06.19(金)


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【私学教育の現在地】
「首都圏入試 少子化の脅威」

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 2026年の首都圏入試は2月1日の受験者数前年比で99.3%と微減した。その最大の要因は神奈川の少子化が97%でこれをそのまま反映し、神奈川の受験生の減少率が97%になったからだ。一方東京も人口比101.4%にもかかわらず、受験者数前年比は99.9%と伸び悩んだ。少子化の脅威が迫ったか。

女子校はサンデー・ショック要因
 人口増にもかかわらず、東京の受験者数がわずか 0.15%、実数にして15名ではあるが、減少した理由は何か。
 まず女子校についてはこれは明確にサンデーショックによるものだ。
 というのも昨年2月1日に1300名余を集めたプロテスタント女子校が2日に移動した一方で、それに相応する受験者数が1日に増加せず、500名余の増加にとどまったことだろう。
 特に筆者が注目したのは、立教女学院の移動により同じ立教大学系属校である香蘭への併願が可能になった。にもかかわらず香蘭の受験者数はわずか1名しか増えなかったことだ。
 もちろん香蘭受験生に立教女学院を併願した方もいたにはいたらしいが、目立った人数ではなかったということだ。
 さらに言えば、玉川聖学院の2日移動に伴う1日併願校と思われる鮮明な増加校は特には見当たらなかった。これにも筆者は意外感を持った。
 こうした女子校の中の動きもさることながら、男子校減少の主因となった日本学園の明大世田谷への共学化の動きの中で、明大世田谷女子受験生181名を共学に持っていかれたことも大きい。
 これは前記した立教女学院の1日の併願校女子校の不在を合わせ考えると、本来香蘭に向かう受験生が明大世田谷に流れたとも考えられる。
 そのように考えると、今年の入試での女子校700名余の減少は、来年度はこのサンデーショックがないので、昨年のプロテスタント女子4校の受験者が1日に戻ってくる。女子校については今年のような減少は考えなくても良いことになる。
 しかし……

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