【私教育新聞第132号】探究の次の一手|田村直宏氏「トキワ松の探究女子達①」

2026.04.13(月)

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【探究の次の一手】
「トキワ松の探究女子達①」

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 先日Yahoo!ニュースで、「高校生の探究活動で、大学が迷惑している」という記事を見かけました。大学の先生に中高生からの質問メールや電話が相次ぎ、その返答に時間が取られてしまっているそうです。更に、その生徒達の中には、連絡する時や質問のマナーがなっていない場合もあるそうです。高校できちんと指導してもらいたいし、大学側は対応せねばならないのか、という内容だったかと思います。
 「やらされ探究」という言葉があります。意味も分からず「探究っぽいこと」をさせられる高校生は、確かに存在すると思います。大学進学にも、自分の生き方を考えるのにも役に立たなさそうだと考えた高校生は、やらされるだけの探究になってしまいます。テーマすら自分で決めさせてもらえない探究では、「先生が大学教授にメールしろ、って言われたからしました」と言う失礼な生徒は、残念ながら出てくるでしょう。
 トキワ松学園でも、大学の先生や専門家に生徒からご連絡をさせてもらうことはあります。ただ、本校の教員が指導できるレベルを超えた優れた探究を行っている生徒に限って勧めています。また、先方に失礼の無いようにしっかりと事前事後の指導をしています。
 高校生から連絡を受けた大学の先生はその中身と態度を見て、相手をするに及ばないと思えば、無視していただくのが良いと私は考えます。もしも「学生募集の為に全ての高校生の相手をする」という大学の方針なのであれば、大学の先生は高校ではなく、大学当局と戦ってもらいたいと思います。
 前置きが長くなりましたが、今回はトキワ松学園中高の6年間の探究プログラムを紹介いたします。専門家に相談した時に歓迎してもらえるような探究学習に、本格的に取り組ませたい。そんな先生や学校の参考になれば幸いです。


6年間の探究プログラム
 中学1年では、総合的な学習の時間を使って「思考と表現」という本校独自設定科目を実施しています。専任のベテラン司書教諭2名による授業で、資料の調べ方、文章の読み方・書き方、意見の持ち方、発表の仕方等、探究活動の土台となる力を養います。この授業を通じて生徒達は長い文章を読み取ること、自分の意見を上手く伝えることができるようになっていきます。お陰様で……

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