【私教育新聞第132号】巻頭特集|池森 英雄氏「勘ではなく構造で伸ばす教育へ。自ら燃焼する自燃型人間の育成へ。そのために私自身も最先端を走り続ける。」
2026.03.25(水)
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【巻頭特集】
「勘ではなく構造で伸ばす教育へ。自ら燃焼する自燃型人間の育成へ。そのために私自身も最先端を走り続ける。」
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日本教育の課題は、子どもではなく、意思決定層(経営層)のAIリテラシー欠如
―まずは株式会社ワオ・コーポレーションの事業内容について教えてください。
池森 ワオ・コーポレーションは、全国47都道府県で学習塾「能開センター」や、「個別指導 Axis(アクシス)」、オンライン家庭教師、知育アプリ開発などを運営しています。「ワオ(WAO)」が驚きや感動を表すように、教育とエンターテイメントを融合させて、受験だけでなく人生全体を彩るような「人間設計・人生設計」を見据えた教育が私たちの目指すもの。他塾が「合格実績」を最優先に掲げる中、当社は経営理念に「人材育成」を、スローガンには「厳しさ・熱気・大笑い」を掲げてきました。受験指導を通した人間育成こそが、ワオの使命であり責任です。
―池森さんは株式会社WAOTECHの代表も務められていますね。
池森 WAOTECHは、大学生人材を育成し、実践的プログラミング塾や開発業務を行っています。設立したのは、京都大学に進学した教え子と再会した時に「これから大学入試に情報・プログラミングが新教科として加わり、その対策が必要となる」という話を聞いたのがきっかけ。そこから、京都大学の学生と一緒にプログラミングの教材開発をスタートさせました。当初はプロジェクトベースでしたが、2023年に子会社化。現在は中高生向けのプログラミング教室「BeEngineer」や、プログラミング学習サイト、「情報Ⅰ対策アプリ」を含む4事業を展開しています。
―では、池森さんご自身のプロフィールを教えていただけますか。
池森 私は大阪府南部の貝塚市出身で、「貧しくもハングリー」な環境で育ちました。野球に打ち込む一方、勉強は「少しできる子ども」だったと思います。大人に対しては斜に構えたところがあり、高校に入ると「親の世話にはならない!自立するんだ!」と意気込んでいました。当時は音楽活動に明け暮れ、アルバイトで稼いだお金はすべて、夢中になっていたギターの資金に…。そして、卒業後1年間働き、お金をためて渡米。ロサンゼルスの音楽専門学校(M I )に留学したのです。この留学によって、言語の壁や文化の違いに直面。自分の思いが伝わらない無力感や戸惑いを経験した一方、ギターの演奏がある程度でも全力で褒めてくれるアメリカ人の「Good Job」精神や自己肯定感の高さにも触れ、日本人としての枠を超えた「新しい自分軸」が生まれました。この時、教育とは強制される受動的なものではなく自分自身の可能性を引き出す為のものだと気づいたのです。留学での実体験が、教育に対して「壊す側」ではなく「再設計する側」として向き合う起点となりました。帰国後は能開センターでのアルバイト講師を経て正社員となり、校舎責任者やエリア責任者を歴任。独自のテキスト開発やV字回復の実績が評価されて、現在のポジションに就きました。
―そんな池森さんから見て、日本教育の課題は何だと思いますか。
池森 教える側の世間との乖離が深刻です。日本の若者が世界的な競争に巻き込まれる中、新卒社員を一から研修する日本型雇用システムも限界ではないでしょうか。今や A Iの進化は「毎日が緊急事態宣言」と言えるほどのスピードです。2023年以降、ChatGPTなどの登場により世界は激変しました。ところが……
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