私教育新聞124号【私教育最前線】森上展安氏「中高一貫校の『業態』について」
2024.12.16(月)
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中高一貫校の「業態」について
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コンビニエンスストアという業態がある。そのトップ企業の名に冠せられているのが「Seven-Eleven」であるように早朝から深夜まで15分の商勢圏の頻度の高い購買を扱うのがその業態だ。
その意味で学校という業態を考えると同様に日々の学びを支えるもので、平日50分授業6時限43週と法規で決められている。
一方で、日比谷に代表されるように学校週5日制を導入するに際して、この授業50分を45分に短くして、一方で1日6時限を7時限とすることで土曜休日による減少分を確保したことが記憶に新しい。
あるいは最近の國學院久我山の國清校長先生のお話では、コロナ禍の際に45分授業を実施して早く始まり早く終わる学年と、遅く始まり遅く終わる学年に分け、密を避けるという臨時措置をとったが、これをコロナ終息とともに50分の平常授業に戻すのではなく、45分授業のままにして、終業時間が早くなる分、進学補習を常設するようにした、ということだった。
これらの「45分」授業はかたや7時限であり、かたや6時限でありながら、終業後に別のカリキュラムの授業を前提としているもので、実質的な下校時間は夕方の5時とか6時というもので、学校が日々の学びを支えるという「業態」をむしろ徹底させるものでもあるだろう。
45分・6時限・6日制と一口に言ってもこれを実施している学校のうち数校だけは……
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