【私教育新聞第129号】辛口トーーク！｜中土井鉄信氏「学習塾の本質的構造を理解することこそ、成功のポイント！」

子どもたち・保護者に喜びと楽しさを与えられる塾に
　学習塾で生徒をしっかり集めて経営するためには、学習塾の本質的構造を理解することが非常に重要なことだと私は思う。ズバリ、学習塾の構造は、下部構造が「客商売」であり、上部構造が「指導業」だということだ。つまり、まず学習塾は、「客商売」をしっかり理解して運営していかなければ、成り立たないということ。そして、客商売とは、顧客に満足、安心、喜び、楽しみを売るということだ。モノを売ったり、事を売ったりすることを通して、満足や安心や喜び、楽しさを顧客が実感するための行為、これこそが、客商売ということだ。ここを理解されていない塾は、生徒が集まらない。そして、上部構造である指導業とは、顧客に感動と感謝を生じさせるもの。苦労して目標を達成した時、人間は、感動し、それを見ている人たちは、その光景や指導のプロセスに感謝をするものだ。シンプルに考えれば、学習塾も客商売。ただし……