【私教育新聞第129号】私学教育の現在地|森上展安氏「理系志向の高い学校、医学部進学に強い学校」

2025.10.24(金)


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【私学教育の現在地】
「理系志向の高い学校、医学部進学に強い学校」

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SAPIX『中学受験ガイド』に掲載されている現役大学進学者の進路に基づいて、今どのような学校が理系に多く進学者を輩出しているかをリポートする。


東京 男子校 50%以上に12校
 最も理系志向が高かったのは、巣鴨の7 3 % 、さらに6 0 % 台が芝 ( 6 8 % ) 、駒東(63%)、海城(61%)。
 50%台では麻布(56%)、桐朋(55%)、城北(55%)、足立学園(53.1%)、世田谷学園(52.7%)、武蔵(52%)、攻玉社(52%)、早稲田(50 .6%)、以上の12校だ。
 やはり難関校が多いのは事実だが、難度中位校にあって足立学園が健闘していることがわかる。※開成は『ガイド』に非公表


東京 女子校 50%以上に4校
 東京の女子校で50%以上が理系に進学している学校はやはりそれほど多くはない。トップは桜蔭で70%。次いで豊島岡女子が67.5%、この2校が突出している。というのも次順位は比率が大きく下がり、50%台は50.5%の吉祥女子、50%の雙葉くらいだからだ。その50%台もこの2校のみとなる。
 ついで47%に白百合、43.3%に富士見そして女子学院42.2%、続いて大妻41.8%、江戸川女子が41.1%、東京女学館40%、普連土40%と40%台がやや多い。中位の難度で富士見あるいは江戸川女子が健闘していることがわかる。


東京共学校は理系大学附属校が健闘
 東京の共学校はさすがに理工系の大学系列校が高いパフォーマンスを出している。
 トップは芝浦工大附属の90%、これに次ぐのが東京電機大の69%、工学院大学附属の68%、60%台はここに開智日本橋が62%で続いている。
 50%台では53.4%に帝京大学があり、52%に広尾学園、51.8%に日本工業大学駒場が続く。40%台ではやはり大学系列校があって47%で東京成徳大学、46%で都市大等々力、45%で桜美林、44.1%で東京農大一、41%で順天、40%で渋谷教育学園渋谷及び安田学園が入る。
 こうしてみると……

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